いつもお世話になっております。
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。
今日はお客様と3Dのポスターについて雑談しました。
このお客様は熱血系の方で、きっぷがよく、私はこの方のそういうところが大好きです。
さて、3Dのポスターは、3Dのクリアファイルをつくるのとやり方は同じです。
材料はPP(ポリプロピレン)かPETでつくりますが、ポスターとして私が気になるのは重さです。
PPの比重は0.91なのに対し、PETは1.41ですので、PETのほうが重くなります。
また、大きさは縦のA2までは出来るのですが、それ以上の大きさはまだやったことがありません。
印刷的にはA全までは弊社の印刷機で作れますが、
シートがありませんので特注生産になります。
挑戦したいなあとは思うものの、なかなか予算が取れず・・・、というところです。
A全以上の大きさとなると、レンチキュラーレンズの厚みをもっとあげることが必要なのと、
印刷機も大きいサイズの、精度のよい6色印刷機が必要です。
弊社ですとB倍サイズが印刷できる6色印刷機がありますので、
理論的には可能なので、いつかはやりたいなあと思うところです。
サイズを大きくした場合に気をつけなければいけないのは、
3Dポスターは紙に比べて重くなるという点です。
A全サイズですと、厚みが0.4ミリのレンズで作った場合、
PPのレンズで1枚182グラム、PETですと280グラムになります。
10枚で1.8kg、2.8kgですね。結構重い。
280グラムとなると、通常のA4クリアファイル換算で11枚になりますので
ポスターを貼るときは画鋲でしっかりとめる必要がありそうです。。
あと気をつける点としては、3Dポスターの場合はクリアファイルと同じで、
薄くて透明に近い素材で作っているのでポスターを貼る場所に色がついていると
強い色の場合その色を拾ってしまいます。
それがいやな場合は、
レンチキュラーレンズにスチレンとか厚紙とかを貼る必要がありますが、
今度は反りの問題が起こりますから、解決方法が必要です。
経験的にはユポを張るのが一番良いです。
新しいものは
つくろうとするといろいろ問題点が出てきて面白い。。
新しいものを作る楽しさって、こういうところにあるんですよね。
20110412PPFACTORY桜木