3Dクリアファイルをより3Dに見せるデータの作り方 2011/04/22
3Dクリアファイルをより3Dに見せるデータの作り方
今日は3Dクリアファイルの引き合いは2件でした。
あまりもりあがりがない1日です。
さて、3Dクリアファイルは、クリアファイルの厚みが厚くなればなるほど3D感が増すのですが、
それと同じぐらい大切なのが、データの作り方です。
そのためには、どうして3Dクリアファイルが3Dに見えるのかの話をすると早いです。
実際の話は、3Dクリアファイルは、
そのクリアファイルを見た人が無意識に感じている3D感(奥行き、手前感)をデフォルメして極端にあらわすことで、
錯覚を起こさせているだけです。
つまり、もともと人間が奥行き・手前感を感じない絵柄のクリアファイルの場合、
たとえクリアファイルの厚みを厚くしたとしても、あまり3D感のない3Dクリアファイルになります。
そういう画像というのは、例えばコレ
http://item.rakuten.co.jp/bobosshop/10009500/
このクリアファイルで、人物を3Dに浮き上がらせるという場合は、大変難しいです。
逆に、こういうのはとても3Dになります。例えばこの3Dクリアファイル
http://www.neowing.co.jp/goods/goods_detail.html?KEY=NEOGDS-20777
これは自信をもって、3D感のある3Dクリアファイルになります。
この3Dクリアファイルは、
人物と背景を上手く重ねあわせることで、前後関係を人間に意識させる工夫が出来ているので、
大変良い感じに3Dになります。
もしこれが、お互いに重なる部分がない画像になっていたら・・・、
3D感を出すのは結構難しくなります。
コレもとても良い感じです。3D感が出ます。
http://auok.auone.jp/item/item_302498238.html?_RC_SRC=PI,1
この3Dクリアファイルの工夫は、背景の画像をぼやかして、遠近感を演出している点です。
この工夫を入れると、増幅される3D感は通常の3倍になります。
一番難しいのは、真っ白なバックとか真っ黒なバックに、人物が1人立っているという画像で、
これは非常に難しいです。
星空などは、星の位置の前後関係をずらし、遠くにある星をぼんやりとすることで、
ぱっと見た時は、奥行き間がない、
でもじっとよく見ると奥行き感のだんだん感じられてくる不思議な感じの3Dクリアファイルになります。
20110422 PPFACTORY 桜木