知って得する制作の裏話

再生PETと再生PPのクリアファイル(エコマーク) 2011/09/21

再生PETと再生PPのクリアファイル(エコマーク)

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今日は再生PETを使ったクリアファイル、再生PPを使ったクリアファイルと

エコマークについての小話です。



弊社はPPFACTORYという名のとおり、PPのクリアファイルが得意なのですが

(というのも、自社でPPシートを生産しているからです)

そのPPは再生率70%でも製造できることから、

工程がエコマークを取得していたりします。

(ちなみにPPバッグの工程もエコマークを取得しています)



*商品ではなく工程で取得するのがエコマーク、というのがポイントです。



そのつながりからなのか、再生PETでのクリアファイルのご依頼が結構ございます。

再生PETでクリアファイルをつくる場合、印刷適性&加工適性のある再生PETは供給が限られておりまして、

私は三菱樹脂さんのディアクレールエコというPETを愛用しております。

ディアクレルエコは回収PETボトルを利用した再生100パーセントPETを中芯として、

両側にプレーンのPETGをラミネートした3層構造で

オフセット印刷も折・溶着加工もOKで、かつ再生率は80パーセントでの商品です。

ただいかんせん需要がそんなにないものですから、生産は受注生産が中心でございまして、

在庫確認必要な商品ではあります。

(注文後1週間ぐらいで見本用、さらに1週間で本番用が、在庫があれば大阪から参ります。)

またディアクレールエコは、PETボトルを回収して製造しておられるのですが、

回収材は品質が均一ではないためフィッシュアイや色目ブレ、異物、厚み精度ブレが時折発生します。

この点はご愛嬌ということのようです。

(弊社の再生PPはフィッシュアイや色目ブレ、異物、厚み精度ブレ 刃はははhahahaははははhahaはNGとしておりますので、

まあ、それだけ再生PETの製造は難しいんですね~。)



このディアクレールエコを使った再生PETクリアファイルは、エコマークは使えないのですが、

数年前までは、「PETボトルリサイクル推奨マーク」というのを使えました。

と言うわけで、公にも認められた再生PETでございます。

最近は登録を継続されていないとのことで使えなくなっているのですが、

現在も品質的は変えていないので、このマークの基準を満たしておる商品です。



ですので、再生PETでクリアファイルをつくりたいときには、ディアクレールエコをご検討いただければ、と存じます。

また、再生PPでのクリアファイルでしたら、弊社の再生PPをご指名いただけると、大変ありがたいです。



以上再生材料でもクリアファイルをつくれる桜木がお伝えしました。



20110921PPFACTORY桜木

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