クリアファイルの納期を決めるのは? 2012/02/22
クリアファイルの納期を決めるのは?
今日はクリアファイルの納期を決めるのはどの工程?という小話です。
結論から申しますと、
クリアファイルの製造で納期を決める工程は、
下部溶着の工程です。
下部溶着とは、クリアファイルの下のほうにあるギザギザの部分のことです。
クリアファイルの下部溶着は、現在は溶着機を使って、超音波で溶かして貼りあわせるのが一般的です。
溶着機は自動機と手動機(半自動機)があります。
A4クリアファイルは自動の溶着機がありますが、それ以下のサイズや特殊な形状
ダブルポケットクリアファイルや10ポケットクリアブックは手溶着の機械でやっています。
自動機と手動機では、日本全国では手動機のほうが多いです。
関東では自動機が多く、関西では手動機が多いそうです。
そして
自動機は1時間に3000枚の溶着ができ、
手動機は1日に3000枚の溶着が出来ます。
というわけで、自動溶着機1台でマックス2万~2万5千部ぐらいというのが
1日の限界になります。
あくまで理論値ですが、
弊社ですと、自動溶着機が3台ありますので、
昼夜ぶっ続けで貼り続けたとすれば、
1日あたり延べ15万枚のクリアファイルが理論上は製作可能となります。
(計算してみて、すごいなあと思いました・・・。)
なお、実際には同時に複数の仕事をこなしますので、
「1種15万枚のクリアファイルの納期が1日」ではございませんので、
ご注意ください(実際には校了後2週間ぐらいいただいております)。
でも、大量部数がこなせる設備であるのは間違いないので、
どうぞお問合わせくださいませ。
20120222PPFACTORY桜木