製作裏話
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PPファクトリーのマスクケースは4辺の内3辺が閉じられた袋状の形状をしております。

マスクを入れて最後の1辺のフラップを閉じると完全なケースになるようになっております。

これを実現しているのはサイド2辺をホットメルトと呼ばれる方式で止めているからです。

ホットメルトは化粧品のパッケージ等で使われる手法で2辺を一度に貼る両カマスという貼り方は紙製の封筒等で貼る手法です。

これを透明PPシートで実現できたのが「オンリーPPFACTORY」です。

メルト.jpg

完全なケース状になりながらクリアファイルに匹敵する価格とスピードを実現しております。

1000部~100万部でも対応可能です。

是非一度ご検討いただけますようお願いいたします。

手提げタイプクリアファイルの定番「クリアファイル付PPバック」もオンリーPPFACTORYがあります。

それはクリアファイルを切り離す為の「ジッパー」と呼ばれる帯状の切り取り線です。

従来のPPバックは切り離す際、クリアファイルの指抜き部やJカット部で引っかかり、大切なファイルが切れてしまうことがありました。

そこで オンリーPPFACTORY。

ジッパーを付けることで引っかかりのある場所を中心に簡単に切り離すことが可能となりました。

ジッパー説明.jpg

そして、何とも楽しい作業となりました。

紙を入れると表情の変わるクリアファイル。

当社の売れ筋商品の「マジッククリアファイル」ですがそもそもなぜ色が変わったり、絵柄が変わったりするかと申しますと印刷の仕方が独自のポイントとなります。

通常のクリアファイルは裏刷りオフセット4色印刷+白+キズ止ニス の 計6色で表現し内側から外側に絵柄が向くように印刷をします。

マジッククリアファイルは通常の裏刷りオフセット印刷と 表刷りオフセット印刷を混在させ、絵柄を干渉することにより、独特の変化をもたらします。

その色数合計 9色!! PPFACTORYではフィルム原反専用UVオフセット機で最大となる11色まで表現可能です。

この印刷がオンリーPPFACTORYです。

PP、PETパッケージを常に大量生産しており、コーポレートカラーやブランディングカラー等特色を数色使用して大量印刷出来る施設をクリアファイルに生かした商品を開発しました。

レンチキュラーレンズってご存知ですか?

3D印刷やチェンジング印刷に欠かせないメディア(シート素材)です。

当社のレンチキュラーレンズは自社生産のPP(ポリプロピレン製)です。

国内にも様々な会社様がレンチキュラー印刷に取り組んでおりますが自社生産したレンズに印刷をしている会社はまず無いと思います。(従来はアメリカか韓国よりレンズを輸入して使用)

更にその素材がPPであるという点もオンリーPPFACTORYです。

PPは加工適正に優れておりますのでクリアファイルやバインダー、ケース等に向いております。

また、半抜き状態にして組立ノベルティなどの雑誌付録に使用されます。

薄く・軽く・柔らかく仕上がるのでポスター・POPとして使用することも出来ます。

何と言ってもコストに大きな差が出ます。

輸入PETレンズに比べ自社生産PPレンズは素材コストが約1/2!!

大量生産の場合、製品価格の差に驚愕されます。

Wポケットクリアファイル またの名を 両観音クリアファイルと言います。

見開きで両サイドにポケットが有、A4の書類を種別で左右に入れることが可能です。

また、A3の書類を両サイドのポケットに半分ずつ入れることにより、収納が可能になります。

かなり昔からある定番ファイルですが基本的に数千部の手動溶着機で生産する商品でした。

それの何処がオンリーPPFACTORYかと言うと「大量生産」が出来るように自動溶着機を開発して完全社内一貫自動生産を可能にしたところです。

大量部数の受注が多い、当社独自の悩みに Wポケットファイルの数万・数十万と言う問合わせが多いことでした。

従来、納期の関係でお断りするか 非常にコスト高のお見積りと海外生産並みのご納期を提示しておりました。

そんなに多いのなら機械を作ってしまえ!! と言うことで出来ました。

他社で断られたような 大ロット・短納期のWポケットファイルがありましたら是非一度 お問合わせください。

PPFACTORYが自信を持ってお届け致します。

3Dクリアファイルとはレンチキュラーレンズと言うレンズ状になったシートに特殊印刷を施すことににより、メガネをかけずに立体に見えるクリアファイルのことを差します。

何がオンリーPPFACTORYか?と言うと 素材のレンチキュラーレンズを加工適正に優れたPPで作っており、且つ国産 自社にて生産している唯一のクリアファイル工場なのです。

PP(ポリプロピレン)製のレンズはクリアファイルをはじめ、ケースやバインダーの表紙、組み立て式のカードケースなど色々な商品に使用することが出来、輸入のPETレンズに比べ約半分の材料コストを実現します。

数量が多ければ多い程、コスト差が響いてきますので大量物件にはお勧めです。

レンズ製造側と印刷側とが工夫することにより、実現不可能だった国産自社PP製レンチキュラーレンズを使用した3Dクリアファイルの生産が可能となりました。

激しくお勧めです

エコマークは再生率70%以上のリサイクルシートを使用して印刷加工した商品をエコマーク協会に承認してもらった商品に付けることが可能です。

当社がこの商品を企画した時点(2006年当時)は大手シートメーカー様にはそのようなシート素材は存在しておらず、積極的に商品展開している会社もほとんどありませんでした。

その理由は「圧倒的安定性の悪さ」でした。

あるロットは素晴らしく問題ないものであっても あるロットは印刷がまともに出来ない。また、加工適正が恐ろしく悪い場合もありました。

通常、シートメーカーは条件の違ういろいろな印刷会社に対して全て 製品保証をする必要があります。

再生材の場合、これがネックになるのです。

当社はシート製造と印刷・加工を全て社内一貫生産で製造します。

シート側からだけではなく 印刷側、加工側から様々な工夫をして 製品保証・納保証の出来る再生PP印刷システムを構築致しました。

安心してご提案していただける「本当のエコマーク商品」をご提供しております。

PPFACTORY 大森です。

本日からPPFACTORYが自信をもってお届けするシリーズ 「オンリー PPFACTORY」をご紹介いたします。

第一弾は「自動機フル生産のA6クリアファイル」です。

実はあまり知られていませんがクリアファイルって一般的にA4サイズかB5サイズしか自動溶着機で作れないらしいのです。

昨今ではA5サイズまではなんとか貼れます!! と言う会社も出てきておりますがA6サイズはまだまだ完全自動生産は難しいようです。

PPFACTORYではA6クリアファイルの大量生産実績もあり、現在はA7クリアファイルができるようにチャレンジ中です。

自社で生産機械の設計・カスタマイズが出来る強みがここにあります。

是非 ご期待ください。

特注での受注が多かったあの艶消しマット調クリアファイルがレギュラー商品としてデビューです。

マッと驚く!!その名も「艶消しA4クリアファイル マッティー」です。

①シックなイメージの商品やロゴデザインに最適

②高級感が断然アップします

③手あかや指紋が目立たずきれいが持続します

自社生産シートをマット印刷しやすい調整を施し、ご提供します。

もの凄くお勧めです!

PPFACTORY 大森です。

9月末の半期決算を前に例年と同じようにクリアファイル需要が高まってまいりました。

私どもも協力会社を含め全力で対応するよう調整しておりますが袋入や取説封入などのアッセンブリ関連の会社がドンドン予定が入らなくなってきました。

9月内にご納品を考えておられるお客様がいらっしゃいましたらお早めにお声掛けください。

そもそもクリアファイルの需要が高まるのは 6月・9月・12月・3月の4半期ごとで、決算前に残った予算でクリアファイルを作成しようとなさるお客様が多いからです。

定期的に使用するクリアファイルは残った予算を有効に使える万能アイテムと言えます。

PPFACTORYではまだまだ頑張りますので是非お声掛けください

PPFACTORY 大森です。

本日はクリアファイルの色校正についてお話させていただきます。
色校正には大きく3つ有ります。
①簡易校正(紙校正)
簡易校正は専用紙に出力したもので、主に再校正の際の念校(念の為に出しておく)為に使われます。
チョットした文字の変更やレイアウトの変更の際は安価で有効ですが色味確認や全体の校正として利用するには注意が必要です。
また、クリアファイル特有の透明の所と不透明な所の区別が出来ない点や枚数毎に料金が必要なのでその辺も加味して使用することをお勧め致します。
紙に出力と言っても通常のIJプリンターやレーザープリンターとは違いオフセット印刷の色表現に近い処理や疑似網点等の処理をされていることが多いので何もしないよりは安心出来ます。

②通常校正(本紙校正)
一般的な印刷の校正で一番多いのがこのパターンです。予定している本当の用紙(クリアファイルの場合は透明PP)にオフセット印刷して色味や不具合を確認致します。
色味以外ではゴースト現象(ベタ塗りに薄ら跡が残る現象)やモアレ(網点が干渉して規則的な模様が発生してしまう)等不具合を事前チェック出来ます。
透明と不透明のチェックも出来ます。
ただ、校正機という実際の印刷機の簡易版的な機械で印刷するので極微妙な色味やグラデーションの微妙な違いが発生することがあります。

③本機校正(実機校正)
本当の印刷機を使って色校正を印刷することを差します。会社によっては本番とは違う校正用の印刷機使う場合も本機校正(本当のオフセット印刷機)と呼ぶ場合もありますので当社では実機校正と呼んでおります。
紙・インキ・機械全てに渡って本番と同じ条件で印刷するので問題なければほぼ同じものが再現されます。
但し、印刷予備や印刷特有の設定などに要する時間が本番と変わらない為、コストもそれなりにかかってしまいます

実際製作するクリアファイルの部数とデザインの難易度によって、組み合わせることをお勧め致します。
ご相談にも乗らせていただきますのでお気軽にお問合わせください。

PPFACTORY 大森 です。

本日はオリジナルクリアファイルの長期在庫に関しての注意点をご案内いたします。

年間使用予測に基づき 1年間 もしくは半年分を一括で作成してコストを落とす方法がありますが注意しなければならない点がございます。

特にフルカラー印刷を施すオリジナルクリアファイルに起こりやすい現象ですが、表面に薄く油状の膜がはることがあります。

IMGP2414.JPGこれはブリード現象と言われ、樹脂の油分が表に浮かんでくる現象です。

拭き取れば特に問題は有りませんがあまりいい感じではないですよね。

温度管理していない夏場とても暑い場所で長期在庫をするとおこる確率が上がります。

色は濃い系等の物が目立ち、薄いもの、白い物は目立ちづらいです。

また、透明の面積が多いものは経時変化で黄変してしまうことがあります。

どちらも保管場所、環境によってもマチマチですが大小の差は有っても必ず発生します。

あまり長い期間の保管は避けることをお勧め致します。どうしても保管しなければならない場合は温度管理が出来る場所や涼しい直射日光が入らない場所をお勧め致します。

今回皆さまにご紹介するマジッククリアファイルは福岡県に本社を構えるグローバル企業「株式会社筑水キャニコム」様ご採用のマジッククリアファイルです。


農業用・土木建設用・林業用運搬車・草刈作業車及び産業用機械の製造販売を手がける企業様ですが製品のネーミンングも非常にユニークで、そんな企業様らしいデザインのマジックファイルが出来上がりました。


デザイン案を見せていただいた際、作り手の私共も「やられた!!」と唸るほどのアイデアでした。

canycom.jpg
従来のマジックファイルは絵柄(色)が変わる物が多かったです。夜→昼、夕方→昼、赤→黄色 などで絵自体は変わらない物が多かったのです。


これはまったく違う絵に変わってしまうと流石に残像が残り、どちらも干渉したわけの分からないものになってしまうからです。
今回の絵柄は雑草の「刈り取り前」と「刈り取り後」を見事に表現したマジックファイルになっております。


草というカチッとした形状を持たない物を対象にすることで残像感、干渉を最小限に抑え、且つ商品は不動の表現で強くアピールされております。


何よりもこの草刈り機が メチャメチャカッコよく、写真カットも最高で、個人的にほしいと思う「マシン」になっておりました。


久しぶりに作り手がワクワクするデザインだったので、どうしても皆さまにご紹介したく、筑水キャニコム様に無理を言ってお願い致しました。
今後もこのようなワクワクするようなアイデアを可能な限りご紹介させていただきます。


株式会社筑水キャニコム様HP (http://www.canycom.jp/)

PPFACTORY 大森です。

先月のトレンドはエコマーク付きクリアファイルでしたが今月はしおり関連商品です。

9月に入ってまだ2日しかたっておりませんがドシドシ しおり関連のお見積り・お問合わせをいただいております。

おそらく 秋の読書シーズン企画に関係すると思われますが 弊社A5サイズPPしおりシートをはじめとして、ブックカバー(しおり付)、PETのしおり、雑誌の付録、企画は様々なようです。

当社のA5しおりシートの素材は2種類でご用意しておりますがお勧めは0.2㎜のPPしおりです。

紙と同じくらい柔らかい素材なのでしおりに最適です。

また、大量ロットに即対応出来ますので 9月100万部でもまだ間に合います。国産10円以下(@6.8円/100万部)!

是非 ご検討ください。

PPFACTORY 大森です。

某事務用品通販のカタログを見る機会があったので最近の傾向を勉強してみました。

まず、印刷していない無地ですが安いですね!

私どもがご提供しているフルカラー印刷のクリアファイルは基本的に国内生産が多いですが、無地はほぼ間違いなく海外生産が多いと思います。

こと、今日お伝えしている某事務用品通販の定番クリアファイルは年間平均 1・5億枚→毎日40万部が出荷されている(生産されている)と考えると恐ろしくなってきます。これは日本の会社では扱える量では有りません。(価格も日本の原材料より安いです)

それだけクリアファイルと言う商品は使われているアイテムと言えます。

他には ほとんどが再生材を使用していること、下は0.1㎜~0.5㎜の厚みバリエーションが有ることなどが印象に残りました。

0.1㎜のクリアファイルは 輸送経費を削減するために有るようです。

なるほど と思った大森でした

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