製作裏話
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PPFACTORY 大森です。

「印刷会社なのになぜ PPシートを生産するの?」と良くご質問いただきます。

これは当社がフルカラークリアファイル等の印刷に用いられる UVオフセット印刷を初期のころからたずさわっており、当然ながらクリアファイルの印刷のみを承っていたころにさかのぼります。

当時はプラスチックシートに印刷できる会社は少なく、一貫生産する会社は皆無だったようです。

シートはシートメーカー、印刷は一部のUVオフセット印刷会社、抜きは町の抜き工場、溶着は文具関連を製造する加工会社と多岐にわたって行われるのが一般的でした。

そこで問題になるのがキズによるクレーム等でした。

どんなに完璧な機械設備、きめ細やかなチェック、検品体制を取ってしても製品としてクレームが発生すると大抵の場合、原因不明のグレーな結論しか出ません。

また、中間製品の移動時に問題が起こることもしばしばありました。

ならば、全工程を責任を持ってご提供できるようにしたい! との思いで加工の設備を自社にて導入致しました。

すると 材料のシートに関しても印刷がよりきれいに表現出来て、加工もしやすく、また世の中に無いシートを提供したい。

と言う思いから日本で唯一 材料生産から印刷・加工の一貫生産できる PPFATORYが誕生しました。

PP製レンチキュラーレンズやエコマーク商品用の再生PPも同じ思いから生まれました。

ちょっと 自慢です。

PPFACTORY 大森です。

今回はクリアファイルから離れて最近お問合わせの多いPPしおりシートのお話です。

A5のシート内に切り取れる「しおり」が4つ入る 商品です。

これはもともと雑誌の付録用に開発された商品です。

技術革新で無線閉じの製本でもPPを挟み込めるようになったからこそ商品化になったものですが実は「コレ」それ以前からあった知る人ぞ知る有名アイテムだったのです。

主にコミックマーケットや同人誌販売イベント等でキャラクターを印刷した販売物から発展したものです。

安価に作成できて、多種なキャラクターを印刷できるアイテムとして、来場記念として売買される「ある種の記念品」として人気アイテムだったようです。この要素、まさにセールスプロモーションにピッタリだと思いませんか?

今では市民権を得て、コンビニクジ等にも採用されているようです。

他にも「しおりつきPPブックカバー」のお問い合わせも多く、世の中チョットしたしおりブームです。

これから秋になり読書週間などで 本に関わる企画も多くなってくると思います。

是非一度、ご提案してみてはいかがでしょうか?

旅先では記念品としてペナントを買ってた 大森がお送りいたしました。

本日もエコマーク付きクリアファイルのお問合わせがあり、お客様のご依頼でインキのことを調べることになったのでそのお話です。

クリアファイル等のUVオフセット印刷は基本的に揮発性有機化合物が1%未満である NON VOCインキを使用しております。

これは環境にやさしいインキと言われており、もちろん エコマーク付きクリアファイルにも採用されております。

今回のご質問はこのNON VOCインキのマークを記載することが出来るか?と言う質問でした。

マーク? 見たこと有ったけど何処で管理されているものなのか知らなかったので早速 インキメーカーに問合わせました。

結論としては メーカーごとに 独自のマークを発行しているとのことでこちらを印刷物にデザインとして追加することが出来る とのことです。

エコマーク商品に必要な書類やマーク関係もすぐにご用意いたします。

PPFACTORY 大森でした。

PETのクリアファイル

PPFACTORY 大森です。

クリアファイルを扱っていると時々お問合わせやご相談をいただく素材としてPETがあります。

あのPETボトルと同じPETです。

当社では印刷やパッケージでは良く扱う素材ですが、クリアファイルとなると滅多に扱うことが少ない素材です。

一番多いのは飲料メーカー様が「PETボトルにちなんで製作したい」とのご相談です。

実際、何度か生産したこともありますが素材メーカーや印刷の面積・デザインによって溶着に問題を起こすことがあります。

私、大森も何度か失敗している経験があります。

価格も通常のPP素材よりUPしますので一度ご相談ください。

その他 PETを使った商品としてはパッケージ・家電のPOP・自動販売機のPOPなどがあります。

透明度が高いことやコシが強い特性を利用した商品に用いられることが多いようです。

先日、某銀行様のセールスプロモーションアイテムとしてA6サイズの3Dクリアファイルをご採用いただきました。

ご納品の際にカートンラベル指示があり、そこには 通帳クリアファイル と 記載してあり、ビックリして「A6サイズでは通帳は入りませんよ!」とご担当者さまにお電話したところ、「テストしたから問題ない」とのことでした。

A6サイズと言えば官製はがきが入るギリギリのサイズで とても 通帳のような長細いものは入らないと思いこんでおりましが実際 ドンピシャでした。

本来 こちらからご提案すべきものですが逆に教えていただき勉強になりました。

ここで声を大にして「超ミニA6クリアファイルには銀行の通帳が入ります」「長3封筒にも入ります」

是非 ご検討いただけますようお願いいたします。

PPFACTORY 大森

PPFACTORY 大森です。

本日は作り手側の私どもも「これは凄い!!」っと思ったアイデア満載のマジッククリアファイルのご紹介です。

あるタイヤメーカー様のご採用実例ですが昼間の風景が雪景色に変わるというものです。

スタッドレスタイヤのPR用のノベルティでした。

圧巻だったのはスタッドレスタイヤの溝が通常状態から雪が詰まった状態になるように設計されていたことでした。

これには当社関係者一同、凄い!!と言わざる終えない仕上がりでした。

デザイナー 様のアイデアが抜群によかった実例でした。

皆様の凄いアイデアをお待ちしております。

PPFACTORY 大森です。

今日は校正(色校正)についてお話させていただきます。

色校正って絶対必要なの?校正代はカットできるの?などご質問をいただく機会が多いですが、どんなときに必要でどんなときには必要ないか傾向をご紹介させていただきます。

必要と思われる場合

①数量が圧倒的に多い場合。
 当社のお客様の傾向として、代理店・SP・印刷関連のプロフェッショナルが多いためかなりの確立で色校正をとられる方が多いです。

②マジッククリアファイルの場合。
 マジックのデザインにもよりますが微妙な色味の変化が必要な場合は私どもも予想がつかないことが多いです

③透明や色透明などを多用している場合。
 透明素材に印刷するクリアファイルの場合、インクジェットの出力や画面上では確認しづらいもっとも多いパターンです

CMYKの印刷物を経験された方であれば、基本的な色身は紙と同じ方向で出てきますので「赤が青にならなければいい」と言う需要であれば校正は必要ないかもしれません。

ただ③のような場合が一番癖が悪く、もめることが多いように思われます。

他にこんな場合は強く校正をお勧めいたします。

ア)全体をベタもしくは網点同色で表現したもの
 (ムラやゴーストが発生しやすいです)

イ)空や海などグラデーションがほんのりあるような場合
 (グラデーションのイメージが異なる場合があります)

ウ)細かい文字だけで構成されており、且つバックが透明の場合
 (基本的にはクリアファイル向きではありませんので白版のズレ等をチェック、またはデザイン変更をお勧めいたします)

事前にデザイン案をご相談いただければ、傾向をご説明させていただきます。

お気軽にお問い合わせください。

PPFACTORY 大森です。

みなさんA4クリアファイルの1ケースの入数ってご存知ですか?

一般的には当社も含め1ケース 500部入が相場です。

何で500部入?と思いませんか?

これは事務の方、特に クリアファイルを出し入れするであろう女子が持てるギリギリの重さから500部入になったそうです。

重さで言うと約13㎏前後です。

結構重いですが確かに当社女子社員も頻繁に運んでおります。

当社ではA4クリアファイルは500部入、A5クリアファイルは1000部入、A6クリアファイルは2000部入を基本としております。

最近重いものを持ち上げる前に緊張するようになった 大森がお伝えしました。

クリアファイル お盆休みの大森です。

今回帰省する際に寄ったコンビにでおしゃれなクリアファイルが売っておりました。

セブンイレブンの「セブンライフスタイル」と言う文房具シリーズでグラフィックデザイナーの佐藤可士和さんがプロデュースしているシリーズとの事でした。

シックでおしゃれな風合いのクリアファイルが4種類あり、基本的に生地の風合いと色合いで差別化しているようです。

作りもしっかりしており、今度参考に購入してみようと思います。

特質すべき点は つや消し調のクリアファイルで高級感を演出している点でした。

このテイストは今年のクリアファイル市場に旋風を引き起こすと確信しております。

つや消し調のクリアファイルは印刷してもかなりシックに仕上がります。

ほんと! お勧めです。

特色を使ったクリアファイルの後編です。

前編で使う意味が無いようになってしまっておりました特色ですが次のような場合は非常に有効性が出てきます。

まず第一に

1)色数が少ない大量ロットクリアファイルの場合。

これは前編でご説明した数時間かける色換えをしても圧倒的に安定した色を短時間で提供できる場合です。当然コストも抑えられます。

次に

2)厳密なコーポレートカラーやブランドカラーが入ったクリアファイルの場合。

特色自体をCMYKで表現することは大よそ可能ですが、一緒に印刷されるタレントさんや商品の色を調整しながらコーポレートカラーを表現するのは非常に難しいです。どちらかを調整するとどちらかがズレていくからです。そのような時には特色をお勧めいたします。PPFACTORYならコーポレートカラー・ブランドカラーなどと一般的なCMYK+白+ニスを合わせた11色まで一回の印刷で表現できます。

3)難しい色表現のクリアファイルの場合。

たとえば全体モノトーン調で商品のみフルカラーのデザインの場合(某高級ビール等)、商品のイメージを合わせながらその他モノトーン調(実際はCMYKが微妙に混じった白黒)を表現することは至難のワザです。このような時にも特色を有効に使います。

他にも前述で発色が悪いと言っていた銀なども面積が多い場合、CMYKの表現より、やはり高級感が増してきます。これ実際やってみて分かったのですがさすが特色と実感しました。

ケースバイケースですが迷ったらお気軽にお問い合わせください。

特色すげーな と思っている 大森でした。

PPFACTORY 大森です。

皆さん こんなこと言われた経験はありませんか?

①「特色だと逆に高くなってしまいます。」

②「特色をつかっても高くなるだけでそんなに効果が無いですよ!」

実は私もそう言っている張本人です。

これはクリアファイルという透明な原反を使うことと 透明原反に印刷するためのUVオフセットインキが要因のコメントです。

①はインキの入れ換えによるものです。

通常セットインキといわれるフルカラーを表現する為のCMYKが印刷機に準備されております。クリアファイルの場合、これに白 と ニスの 計6色が標準となっております。 特色をつかう為にはこのCMYKのどれかを抜いて入れ換える必要があります。

入れ換えると言っても容易いことではなく、前のインキを綺麗に取り去り特色を入れ、安定させる必要があります。戻すときはこれと反対のことをする必要があります。その為に数時間の時間が必要になります。

また、特色1色といっても 白とニスが必要なので実際には3色以上になります。

その為、特色を何色か使うとフルカラーCMYKより高くなっていってしまいます(時間がかかってしまいます)

②はUVオフセット印刷(紫外線で硬化させる印刷)用の特色のバリエーションと発色によるものです。

金・銀・蛍光色が代表的なものですが残念ながら現状、一般オフセットインキの特色に比べるとまだまだ発色が劣る傾向にあります。近年発色の良いUVオフセットインキも増えてきておりますが裏刷りという 印刷方法も影響していると思われます。

ただ まったく意味が無いかと言うとそうでもありません。

有効事例は次回ご説明させていただきます。

クリアファイル業界の目になりたい大森です。

梅雨が明けたと思ったら早くも台風シーズンがやってきました。

さっそく 大型台風11号が直撃の恐れがあるようです。皆さん置きお付けください。

さて、先日もご紹介したエコマーククリアファイルですがここ数日 毎日何らかのお問い合わせをいただいております。

ecoclear.jpg

そもそもエコマークは 公益財団法人 日本環境協会 エコマーク事務局 で認定されたマークであり、クリアファイルは文房具のカテゴリです。

素材にではなく、商品ごとに認定されます。クリアファイルの基準は再生率が70%以上と規定されております。

当社の製品は生成率70%+αで生産しております。100%をめざしたいところではありますがキズを防止するための添加剤や静電気を防止するための添加剤、透明度を調整する為の添加剤など様々な工夫材料を配合するため現在の技術では再生率100%は難しいところです。

春夏秋冬で微妙な調整もしておりますので安心した品質をお届けしております。

これも自社で最適な素材を開発できるPPFACTORY独自の技術です。

本日 同僚との会話の中で B6サイズのクリアファイルって実績ある?

B6サイズ?

確かにB列自体少ない中でB5以外はあまり耳にしませんでした。

でも調べてみると以外と実績ありました。B6サイズ。

規格はまちまちですが書籍系で数点、食品系で数点、通信教育系 etc.

特寸のシートを受注生産して、効率よく作っているようです。

他にも左利き用クリアファイル?なんてものもあったようです。

大量ロットには特寸サイズのクリアファイル いかがですか?

PPFACTORY 大森でした。

再生クリアファイルのお話です。

本日も数件お問い合わせいただいた 再生材を使用したクリアファイルには大きく2つの基準があります。

国等の入札案件で指定のある「グリーン購入法」基準

さらに環境配慮に気を使う企業等が利用する「エコマーク」基準

前者は再生材を40%以上使用すること。後者は再生材を70%以上使用すること。となっております。

最大の違いはそれを第3者認証になっているかなっていないかです。

当社のご用意する再生材を使用したクリアファイルは第3者認証の必要とするエコマーク基準です。

なので当然グリーン購入法もクリアしております。

1枚1枚では区別がつきづらいですが重ねると断面が茶色がかっております。

シートも自社で生産しているので間違いございません。安心・確実・嘘・偽りなしの再生PPです。

ちょっと自身まんまんの大森でした。

お土産クリアファイル

週末、子供の行事に参加するため秩父に行ってまいりました。

ありましたよ。クリアファイル。

あっちでもこっちでも。

ドライブインや博物館のお土産コーナー。

こういった所では定番のA4クリアファイルがほとんどで価格の数百円がポピュラーでした。

反対に映画館やコンサートのお土産用クリアファイルになると3Dクリアファイルやダブルポケットクリアファイル、特殊装飾が施されたクリアファイル等が中心で価格も千円代も少なくありません。

どちらにしても他のお土産品と比べてお求め安い価格で記念に残り、オリジナルの印刷が大きく施されているのが特徴です。

コレクション要素がどんどん高くなっているようです。

気づいたら知り合いの家族が購入しておりました。

クリアファイル 恐るべしと思った 大森でした。

3Dクリアファイル再び

3Dクリアファイル 大好き大森です。

本日はチョット残念でチョットうれしいお話です。

先日、気合いを入れてある 案件の ご提案をしてまいりました。

3Dがテーマの映画のセールスプロモーション用グッツです。

当然のように当社 レンチキュラー製品 特に 3Dクリアファイルをご提案させていただきました。

量も多い案件だったので自社生産のレンチキュラーレンズの強みで魅力的な価格をご提示できたと思います。

先方も気に入ってもらえたので早速クライアントに提案していただけたのですがルートの関係で今回はNGの回答をいただいておりました。

本日、何気にプリプレスの工程にて例のテーマの3Dクリアファイルが入校されているのを発見してしまいました。

結局、別のルートで決まったようです。

チョット残念でチョット安心しました。

ロットが多いと素材価格の差がモロに出ます。 3Dクリアファイル お勧めです。

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