2014年08月23日
クリアファイルで校正をお勧めするパターン
PPFACTORY 大森です。
今日は校正(色校正)についてお話させていただきます。
色校正って絶対必要なの?校正代はカットできるの?などご質問をいただく機会が多いですが、どんなときに必要でどんなときには必要ないか傾向をご紹介させていただきます。
必要と思われる場合
①数量が圧倒的に多い場合。
当社のお客様の傾向として、代理店・SP・印刷関連のプロフェッショナルが多いためかなりの確立で色校正をとられる方が多いです。
②マジッククリアファイルの場合。
マジックのデザインにもよりますが微妙な色味の変化が必要な場合は私どもも予想がつかないことが多いです
③透明や色透明などを多用している場合。
透明素材に印刷するクリアファイルの場合、インクジェットの出力や画面上では確認しづらいもっとも多いパターンです
CMYKの印刷物を経験された方であれば、基本的な色身は紙と同じ方向で出てきますので「赤が青にならなければいい」と言う需要であれば校正は必要ないかもしれません。
ただ③のような場合が一番癖が悪く、もめることが多いように思われます。
他にこんな場合は強く校正をお勧めいたします。
ア)全体をベタもしくは網点同色で表現したもの
(ムラやゴーストが発生しやすいです)
イ)空や海などグラデーションがほんのりあるような場合
(グラデーションのイメージが異なる場合があります)
ウ)細かい文字だけで構成されており、且つバックが透明の場合
(基本的にはクリアファイル向きではありませんので白版のズレ等をチェック、またはデザイン変更をお勧めいたします)
事前にデザイン案をご相談いただければ、傾向をご説明させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。
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