製作裏話
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こんにちは。いつもお世話になっております。
3Dクリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。      

 

今日は3Dクリアファイルのお問合わせで、

「御社のクリアファイルの特徴は?」というご質問を受けました。

 

ので、弊社の3Dクリアファイルの特徴をまとめてみました。

 

1.インターネットで「3Dクリアファイル」と検索すると、弊社の制作した3Dクリアファイルが上位に表示されている。

 

 これって、弊社をご説明する時に、一番ココロにささりやすい情報みたいです。 

 

2.素材がPPであるので、価格が安く押えられる

 

 PETでつくられた3Dクリアファイルですと、素材単価が高いのと、硬いので折り曲げが難しく、

 L字溶着で対応する場合が多くなります(加工代がよけいかかるのと、納期が長くなります)が、

 PPFACTORYでは通常のクリアファイルと同じPPでつくってますので、その分安くて速いです。

 そこが喜ばれています。

 

3.厚みが0.33ミリ厚と0.43ミリ厚から選べる。制作料金同じで、裏面も3Dにできます。

 

 厚みで価格が異なります。厚いほうが3D感が抜群。さ・ら・に、厚いほうが表面だけでなく裏面も3Dに出来ます。

 制作料金は同じです。

 L字溶着タイプの3Dクリアファイルですと表面だけ3Dで、裏面は普通のクリアファイルと同じ場合が多いようです。

 

4.材料のレンチキュラーレンズから印刷、クリアファイル加工まで弊社工場で一貫生産

 

 国内で3Dクリアファイル用レンチキュラーレンズをつくっているのは弊社だけでございます。

 通常は米韓中からの輸入です。

 製造中に材料にエラーが発生したとき、輸入品だとすぐもってこれないのでつらいですよね。

 弊社では、工場に行けば在庫があります。そこが安心。

 

5.工場との直接取引

 

 代理店を挟まず、工場と直接お取引なのを喜んでいただいております。

 

6.都心から30分、埼玉県さいたま市で製造。

 

 近くなのが安心ですというお客様が多いです。

 

20110426PPFACTORY桜木

こんにちは。いつもお世話になっております。
3Dクリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。     

 

今日は3Dクリアファイル関連の新しいサンプルが上がったので、

早速ひいきにしてもらっているお客様の下へ。

新しいサンプルとは、3Dうちわであります。

3Dクリアファイルとは素材を変えて、PETでつくってみました。

折り曲げ加工がないので、硬さがGOO!なPETでGO!です。

PETのみの3D丸うちわ

PETの裏に紙を貼って、柄をつけた3Dうちわ

PETのみに柄をつけたタイプの

3種類です。

とはいうものの、価格をまだつけていないので、

ごくごく親しくしているお客様にお見せして、直しなおしで来月にはデビューさせたいと思っております。

 

3Dクリアファイルの本日の引き合いは、3件。

ほかに3DをつかったPOPの引き合いもいただきました。

皆様、本当にありがとうございます。

では今週も宜しくお願いいたします。

 

20110425PPFACTORY桜木

こんにちは。いつもお世話になっております。
3Dクリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。    

 

今日は3Dクリアファイルの引き合いは2件でした。

あまりもりあがりがない1日です。

 

さて、3Dクリアファイルは、クリアファイルの厚みが厚くなればなるほど3D感が増すのですが、

それと同じぐらい大切なのが、データの作り方です。

 

そのためには、どうして3Dクリアファイルが3Dに見えるのかの話をすると早いです。

実際の話は、3Dクリアファイルは、

そのクリアファイルを見た人が無意識に感じている3D感(奥行き、手前感)をデフォルメして極端にあらわすことで、

錯覚を起こさせているだけです。

つまり、もともと人間が奥行き・手前感を感じない絵柄のクリアファイルの場合、

たとえクリアファイルの厚みを厚くしたとしても、あまり3D感のない3Dクリアファイルになります。

そういう画像というのは、例えばコレ

http://item.rakuten.co.jp/bobosshop/10009500/ 

このクリアファイルで、人物を3Dに浮き上がらせるという場合は、大変難しいです。

逆に、こういうのはとても3Dになります。例えばこの3Dクリアファイル

http://www.neowing.co.jp/goods/goods_detail.html?KEY=NEOGDS-20777 

これは自信をもって、3D感のある3Dクリアファイルになります。

この3Dクリアファイルは、

人物と背景を上手く重ねあわせることで、前後関係を人間に意識させる工夫が出来ているので、

大変良い感じに3Dになります。

もしこれが、お互いに重なる部分がない画像になっていたら・・・、

3D感を出すのは結構難しくなります。

 

コレもとても良い感じです。3D感が出ます。

http://auok.auone.jp/item/item_302498238.html?_RC_SRC=PI,1 

この3Dクリアファイルの工夫は、背景の画像をぼやかして、遠近感を演出している点です。

この工夫を入れると、増幅される3D感は通常の3倍になります。

 

一番難しいのは、真っ白なバックとか真っ黒なバックに、人物が1人立っているという画像で、

これは非常に難しいです。

星空などは、星の位置の前後関係をずらし、遠くにある星をぼんやりとすることで、

ぱっと見た時は、奥行き間がない、

でもじっとよく見ると奥行き感のだんだん感じられてくる不思議な感じの3Dクリアファイルになります。

 

20110422 PPFACTORY 桜木

こんにちは。いつもお世話になっております。
3Dクリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。   

 

今日あったイイコトとしては、

定期化しそうな3Dクリアファイルの引き合いをもらったことです。

あした打合せにいってきます。

 

観光地などで売られる3Dクリアファイルなどが、

この種の商品になりやすいです。

 

同じ絵柄で2回目以降も反復して定期的につくる場合、

2回目からの制作費は、最低でも初回に比べて15万円ぐらい下がります。

 

今回の場合比較的少なめのロットでの反復を想定していらっしゃるので、

割高な価格になってしまうところ、

ご希望予算に合う形でのロットの設定のご提案

反復による初期費用の回収のにらみなどがテーマになりそうです。

 

で、もうひとつ仕掛けを考えて明日はご提案するつもりです。

初期部分の3Dクリアファイル(機能をひとつ減らして単価を安く設定した3Dクリアファイル)と、

単価が下がる反復時にご提供する3Dクリアファイル(フルスペックモデル)

の2段がまえでの商品設計を考えてみました。

 

さてさてどういう結果になるか?

とても楽しみです。

 

20110421PPFACTORY桜木

こんにちは。いつもお世話になっております。
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。  

 

今日は先日報告した、色合わせをしたい3Dクリアファイルの印刷立会がありました。

朝8時15分に駅までお迎えにゆき、8時半スタート、

色のあわせが3回ほどで、9時半、無事に終了することが出来ました。

3Dのクリアファイルは見るところにより色の見え方が変わるので、

色見本にあわせるということが結構想定外なのですが、

今回はタレントさんの画像とのことで、

特に顔の色、そして背景の空の色をポイントに、

データのつくりこみから色調整を意識した作業となりました。

3Dクリアファイルの本番印刷では、

本機校正でのデータを下に、レンズピッチに合わせた画像処理を行って、

本機校正よりもよりぐっとくるクリアな仕上りになるのですが、

今回は色も意識しての調整があり、有意義な作業をすることが出来ました。

これもお客様からの適切なアドバイス、的を得た情報提供あってこその作業ですので、

良いお客様にめぐり合えたと思います。

出来上がった3Dクリアファイル(の印刷シート)は今私のヨコに有り、

最初濃い目にビット出たところから、

徐々にマイルドに色変化してぴたりと来る課程がわかります。

とっても思い入れのある商品となりそうなこの案件、

是非最後まで気合を入れて、しっかりとした納品まで完了したいと思います。

 

お客様あっての、良い技術!

20110420PPFACTORY桜木

いつもお世話になっております。
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。 

 

今日は大阪のお客様の3Dクリアファイルの実機校正でした。

0.33㎜厚100LPIのシートで、3Dクリアファイル制作です。

薄い素材ですと目の肥えたお客様は「3D感が足りない!!!」とおっしゃるので大変であります。

しかも、どーんと3D感!!!というご要望をいただいておりまして、今回は実質的な再校

標準のやり方で初校を出しましたら、「まだまだ~!」とお叱りを受けまして、

ご協力いただいて背景を3Dになりやすくなるように変更していただいての再校です。

再校の提案(インキジェットプリンターでの前後関係サンプル)では、

「冒険心がたりないゾ、もっとあそびを入れましょう」とご指摘をいただいたので、

さすが大阪、豪快だなーということで、

1面は基本を守った形、

もう1面はちょっとおっかなびっくり冒険をさせていただいて再校を制作しました。

3D感を出すには思いっきり前に出せばいいのですが、

前に出せば出すほど画像はぼやけてしまうのが難点です。

「多少ぼやけても良いから、ぐっと前へ!」のご指示の元、

ヘンにならない限りで前にぐっと出し、

背景は眠い感じにぼやけさせて、3D感を演出しました。

 

3Dクリアファイルの基本は、

人間の目が3Dに感じる映像を、出来るだけデフォルメして表現することで、

3D感を増幅させます。

なので、もともと3Dに感じない絵柄は3D化が難儀になるのですが、

今回はお客様のご協力とご意見をいただいたおかげで、

初校に比べると、大分よくなった感じです。

 

明日お客様の手元に再校が届きます。

「OK!」といっていただけたら、大変嬉しいですし、

「まだまだ」といわれたら、ますますファイトを燃やして、

制作に励みたいと思います。

 

20110419PPFACTORY桜木

いつもお世話になっております。
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。


今日はあるタレントさんのクリアファイルのお話です。
タレントさんのクリアファイルというと、色調が厳しい!というのが定番ですが、
実際どんな風に進行してゆくのか、ご紹介します。

タレントさんのクリアファイルは、事務所さんがプライオリティを持っている場合、
まず見本写真とデータが来ます。
最初の見本だしでは、データのまま見本をつくるのですが、
タレントさんだと、「ここがポイント!」というのが必ずあります。
今回の方は、「唇」が写真より濃いとNG!でしたので、
そこに気を使って、作成をいたしました。
最初の見本だしを「初校」と申しますが、初校はほぼOKですといっていただけ
順調なスタートとなりました。


さて、通常、
初校にたいして、お客様から要望がでます。
顔の色、背景、細かな部分の色のあわせ。
今回のお客様は基本は変わらず「写真にしっかりあわせる」とのことで、
タレントさんについては、少々温かみを増した感じで!とのご指示でした。
このタレントさんは顔のつくりがとても美しい方なので、

現実離れしてキレイで色白な感じに仕上がったので、
ご指示もおっしゃるとおりと思いました。


豆知識として、
タレントさんのクリアファイルを作成するときは、
クリアファイルに限らないのですが、顔が赤くなりすぎるのはNGです。
その意識が強く、2回目の校正だしでも温かみもっと、との指示をいただいて、
3回目の見本だしとなりました。


3回目の見本だしとなると、調整も微調整の段階に入ります。
またもや赤くなることに対して慎重に慎重に進めすぎて、
「温かみ!!」のご指示をまたいただいてしまいました。


ここで見本OK(指示を守る範囲でおまかせ)をいただき、量産へ。
量産では、結構な時間をかけて色調整を行い、
なんとかなんとか合格をいただけました。


見本と量産では、
機械が違うこともありどうしてもぴったりとは色が合わないので、
ポイントを中心にしっかりといろをあわせ、
周囲の絵柄も見本からなるべく乖離しないようにバランスを取ることが重要です。
そのときに重要なのは、お客様がどこにこだわっていたのかをもう一度思い出し、
それを出来る限りクリアファイルとして実現することです。
今回はそれができたので、とてもよかったです。


今回振り返って大切だと再認識したことは、
お客様のこだわり、意図を忠実に見本だし作業に落とし込み、
また量産でも、お客様のこだわりがどこにあったのかを見落とさないことです。
作り手であるわれわれは、ついつい自分たちの視点で考えがちですが、
お客様がアドバイスしてくれたり、何度も伝えてくれたことにこそ、
そのクリアファイルの「あるべき姿」があり、
それを素直な気持ちで実現していくことこそ、
一番大切な基本であると思います。

 

実は今回のクリアファイルも、お客様のアイディアがあったからこそ、

合格のレベルにたどり着けました。

ご指導本当に、ありがとうございました!

 

 


20110418PPFACTORY桜木

 

いつもお世話になっております。
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。 

 

現在進めている3Dクリアファイルのお客様は、大変クオリティにこだわりのある方です。

こだわりって、いいですよね!

あるタレントさんの3Dクリアファイルなのですが、

通常はタレントさんであっても、

3Dクリアファイルの場合は、通常のクリアファイルとは違い、

色を写真出力に近づけるというのは、難しいということでご遠慮をしております。

(通常のクリアファイルは、色合わせは当たり前のようにやっているのですが・・・。)

 

でも熱意に負けまして、色を写真出力に近づけるべく、いろいろ作業をいたしております。

 

3Dクリアファイルで色あわせをご遠慮する理由は、

3Dクリアファイルはレンズシートで制作するため、見る場所、見方によってかなり色が変わってしまうので

後々のトラブルでいやな思いをお客様にしてもらいたくないからです。

ですのであらかじめ、色合わせは難しいですよ、というお話を差し上げております。

 

でもこのお客様は、こう見たときに、こう見えている状態での色あわせといった風に、

レンチキュラーレンズシートの特製を理解した上での、なるべくの色あわせというスタンスで考えてくださっており、

またクライアント様にもご説明をしていただける方なので、

私も、がんばってみようという気持ちになりました。

 

今回の色合わせの下作業は、

色合わせ用に画像を出力いただいた紙が、上質系の紙でかなり色が濃く出る傾向にありましたので、

4色の網点をすべて強めに修正を入れました。

というのは、このままではレンズに印刷するとかなりあっさりになるからです。

で、修正前と修正後が一目でわかるように、

両方とも校正をとって比較出来るようにしました。

 

実機校正でどうでるか、結構心配だったのですが、

結果上手くゆきました。大変良かったです。

色については直し無しということで、本番を進めてよいといってもらえ、

大変嬉しかったです。

 

いよいよ来週は本番。

このお客様は、本番の色決めも、立会い校正でしていただくことになっており、

ぴたりといい色を出して、ほめていただけるように進めたいと思います。

 

よい3Dクリアファイルを、お客様のために!

 

20110415PPFACTORY桜木

いつもお世話になっております。
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。

昨日、クリアファイルの内側に絵柄を入れたいが、できますか?
というお問合わせがありました。

 

通常のクリアファイルは、外側に絵柄があるものですが、
デザイン的な問題で、
クリアファイルを開いた内側に絵柄を入れたいのですが・・・、

というお問合わせです。

 

まず答えからいうと、クリアファイルの内側に絵柄を入れることは普通に出来ることです。

ご安心ください。

 

この手の案件は、クリアファイルを10件つくると、1件から2件ありますので、慣れておりますから、

ぜひぜひ安心してご相談ください。

 

やり方は2つあります。

内側にある絵柄をしっかり見せたい場合は、まず白インキを内側に印刷し、その上に絵柄を印刷します。
この場合はクリアファイルを半円のないほうから見ると、薄く逆像で絵柄が見えます。
この場合は、お値段が普通のクリアファイルより上がります。

内側にある絵柄は半透明でよいという場合は、白インキは印刷せず、そのまま絵柄を印刷します。
この場合はクリアファイルを半円のないほうから見ると逆像で絵柄が見えます。
この場合は、お値段は普通のクリアファイルと同じです。

言葉ですとイメージしにくいと思いますので、
もし検討されるときは、ご連絡ください。
サンプルをお送りします。サンプルを見ながら、お電話でご説明いたします。

お近くであればお伺いいたします!

 

なお、
弊社の場合、納期はどちらも同じになります。
弊社の印刷機は一度に印刷できる色数が11色なので、
印刷の時間が同じになるため、納期は同じで大丈夫です。

 

美しいクリアファイルを皆さんに!


20110414PPFACTORY桜木 

3Dポスター

いつもお世話になっております。
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。 

 

今日はお客様と3Dのポスターについて雑談しました。

このお客様は熱血系の方で、きっぷがよく、私はこの方のそういうところが大好きです。

 

さて、3Dのポスターは、3Dのクリアファイルをつくるのとやり方は同じです。

材料はPP(ポリプロピレン)かPETでつくりますが、ポスターとして私が気になるのは重さです。

PPの比重は0.91なのに対し、PETは1.41ですので、PETのほうが重くなります。

 

また、大きさは縦のA2までは出来るのですが、それ以上の大きさはまだやったことがありません。

印刷的にはA全までは弊社の印刷機で作れますが、

シートがありませんので特注生産になります。

挑戦したいなあとは思うものの、なかなか予算が取れず・・・、というところです。

A全以上の大きさとなると、レンチキュラーレンズの厚みをもっとあげることが必要なのと、

印刷機も大きいサイズの、精度のよい6色印刷機が必要です。

弊社ですとB倍サイズが印刷できる6色印刷機がありますので、

理論的には可能なので、いつかはやりたいなあと思うところです。

 

サイズを大きくした場合に気をつけなければいけないのは、

3Dポスターは紙に比べて重くなるという点です。

A全サイズですと、厚みが0.4ミリのレンズで作った場合、

PPのレンズで1枚182グラム、PETですと280グラムになります。

10枚で1.8kg、2.8kgですね。結構重い。

280グラムとなると、通常のA4クリアファイル換算で11枚になりますので

ポスターを貼るときは画鋲でしっかりとめる必要がありそうです。。

 

あと気をつける点としては、3Dポスターの場合はクリアファイルと同じで、

薄くて透明に近い素材で作っているのでポスターを貼る場所に色がついていると

強い色の場合その色を拾ってしまいます。

それがいやな場合は、

レンチキュラーレンズにスチレンとか厚紙とかを貼る必要がありますが、

今度は反りの問題が起こりますから、解決方法が必要です。

経験的にはユポを張るのが一番良いです。

 

新しいものは

つくろうとするといろいろ問題点が出てきて面白い。。

 

新しいものを作る楽しさって、こういうところにあるんですよね。

 

20110412PPFACTORY桜木

いつもお世話になっております
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。

本日からプレミアムインセンティブショー、
素敵なオリジナルクリアファイルとの出会いを求め、早速行ってまいりました。

プレミアムインセンティブショーは、日本最大!販促マーケットの国際的な専門見本市です。
今回は200社ぐらい出展されていました。


クリアファイル関連で今回目立ったのは、弊社でいうPPバッグ
↓コチラ
http://www.ppfactory.jp/novelty/2011-02-06-12-07.html

を今回の自社配布ツールとされている会社さんが、
少なくとも3社あったことです。
各社オススメしたいツールに
だんだんと育っているようです。
自分が扱う商品の市場が育つのは
大変嬉しいです。

さて、
このPPバッグ、
他社さんがサイド・底の貼り合わせ両方にに超音波圧着を使われるのに対して、
弊社はサイドはメルト貼、底は超音波圧着を使います。

実は弊社は、この加工にこだわりを持っています。
(弊社が実用新案を取ったのもこのポイント)

こうすることで単価が下がるのと、納期の短縮が図れる点が、
弊社のこだわりです。


そのほか面白かったのは、
香りのするクリアファイルです。
レモンの香り、ラベンダーの香り…。
香りが重要な決め手になるのは確かにアリ。

このクリアファイルは、
香りの入ったカプセルをシルク印刷で印刷します。
ただし在庫をしている香りの種類はある程度限られているのと、
少ない部数ですと結構ご予算がかかるのがご注意点です。

また、昨日書いた指かけ・裂け止め部分が「セミオーダー」なクリアファイルもございました。
記事はコチラ↓
http://www.ppfactory.jp/story/2011-04-05-18-40.html

指かけ部分をストッパーとしたクリアファイルで
結構便利。
これも抜き型を新しくつくることで対応が可能です。
(追加予算は5万円程度です)


以上プレミアムインセンティブショーの
ご報告でした。

20110406PPFACTORY桜木 

いつもお世話になっております
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。 

 

昨日あるマーケティングの本を読んでいたら、セミオーダーのパンプスという話がありました。

セミオーダーのパンプスとは、ベースのパンプスの色とか、かかとの高さとか、リボンとかをお客様の好みで決められる商品で、

通常のパンプスよりちょっと高いのですが、結構売れるのだそうです。

 

ありものではなく、自分で選べるということが嬉しいからちょっと高くても売れると言うことなのでしょう。

確かに、お金を払うものは自分好みが反映できると嬉しいものだし、

ほかとちょっと違うものというのは、たとえそれが大きな違いではなくとも

お客様の満足を高める作用があります(あなただけに、私だけの の感覚)。

 

さて、これをフルカラーのクリアファイルに置き換えてみると、

絵柄が自由なのは当たり前なのですが、

クリアファイルの形も割と簡単に「セミオーダー」が出来ます。

クリアファイルの形の変更は抜き型の形状を変えるだけ出来るので、

新しい型を注文するだけです。

お客様にとってもわかり易いセミオーダーであり、追加料金は5万円前後です。

 

できる形状には限界はあります(一番の制約は、下を張り合わせる機械に通るカタチかどうか?です)が、

クリアファイルで半円に空いている部分(指かけといいます)の位置とか形や大きさ

下のほうにある三角形の部分(裂け止めといいます)の位置とか形や大きさは結構簡単に可能です。

 

またダブルポケットクリアファイルのように、

下の部分を手作業で張り合わせるクリアファイルは、

形状の自由度がかなり上がりますので、

オリジナル感あふれるクリアファイルをつくることができます。

 

なお、ダブルポケットクリアファイルとはこういうクリアファイルです 。 

http://store.shopping.yahoo.co.jp/cinemacollection/sans-sn-377108-122.html 

これの内側に折り返して書類などを入れておく部分の形状は、形状変更の自由度が高いです。

ここをキャラクターの輪郭などにしておくと、結構カワイイくなってオリジナル感たっぷりです。

けいおん のクリアファイルでそういうのがあって、とても良いなあと思いました。

 

 

クリアファイルの制作をお考えのときに、

形も変えてオリジナル感を出してみたいなあ!とお考えの場合は

是非PPFACTORYまでご相談ください。

 

20110405PPFACTORY桜木

いつもお世話になっております
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。 

 

本日のテーマは墨ベタバックを美しくするクリアファイルです。

 

昨日ネットを見ていたら、気になるクリアファイルがありました。

↓コチラ

http://bid.s96.xrea.com/item/151965129

です。

ヒューレットパッカード(HP)社の2011年冬モデルのキャンペーンノベルティ

キャラクターはAKB48さんでバック(背景)が墨(黒)ベタのB5クリアファイルなのですが、

この墨ベタバックはどういう仕様(設計)にしたのか、

作り手としては大変気になる一品です。

 

考えられる設計は、

1.墨100%+白+ニスで設計する。

2.墨100%+藍紅黄をそれぞれ40%(いわゆるリッチブラック)+白+ニスで設計する。

3.背景だけ別版で墨100%をもう1版つくり、墨を2色印刷として設計する。

なのですが、

 

1.でやったならば、バックの墨はちょっとスカスカな感じで仕上がっていると思います。

 

お客様のほうで「OK!」となれば悩むことはないのですが、

これじゃイヤだなあ・・・、

背景はもっと美しくてしっとりとした黒にしたいなあ…となりますと、2か3となります。


 

さて3.は、見当ズレも計算しW版のベタは小さくする関係で、

上のロゴや小さい文字のフチ、人物の輪郭のフチがあまりよろしくない感じにできそうなので

今回はやらないほうが良いですね。。


なので基本方針は、2.となります。


とは言うものの、3色を入れたリッチブラックは、見当ズレのリスクが大きいのと、

大量枚数の時は、

印刷をしているうちに色が青くなったり、赤くなったりするのので色調不安定のリスクがあります。

 

とくに今回はAKBさんのような芸能人のクリアファイルですので、

ここでもうひと工夫したほうがよさそうです。

 

で、オススメなやり方としては

本番での見当ズレと色のブレを回避し、しっとりとした墨を表現するために、

最初はあえて墨に一番近い色である藍を30%だけバックに入れて、校正を出します。

これでOKとなればそれで進め(やや青っぽいしっとりとした墨ベタになります)、

墨が青いね~と言われたら、紅を30%バックに加えて改めて校正を出すという感じで進めていくのがオススメです。

 

でも実際はどうやったのかしら?

大変気になる一品であります。

 

20110404PPFACTORY桜木

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