知って得する制作の裏話

3Dクリアファイル実機校正にて 2011/04/19

3Dクリアファイル実機校正にて

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今日は大阪のお客様の3Dクリアファイルの実機校正でした。

0.33㎜厚100LPIのシートで、3Dクリアファイル制作です。

薄い素材ですと目の肥えたお客様は「3D感が足りない!!!」とおっしゃるので大変であります。

しかも、どーんと3D感!!!というご要望をいただいておりまして、今回は実質的な再校

標準のやり方で初校を出しましたら、「まだまだ~!」とお叱りを受けまして、

ご協力いただいて背景を3Dになりやすくなるように変更していただいての再校です。

再校の提案(インキジェットプリンターでの前後関係サンプル)では、

「冒険心がたりないゾ、もっとあそびを入れましょう」とご指摘をいただいたので、

さすが大阪、豪快だなーということで、

1面は基本を守った形、

もう1面はちょっとおっかなびっくり冒険をさせていただいて再校を制作しました。

3D感を出すには思いっきり前に出せばいいのですが、

前に出せば出すほど画像はぼやけてしまうのが難点です。

「多少ぼやけても良いから、ぐっと前へ!」のご指示の元、

ヘンにならない限りで前にぐっと出し、

背景は眠い感じにぼやけさせて、3D感を演出しました。



3Dクリアファイルの基本は、

人間の目が3Dに感じる映像を、出来るだけデフォルメして表現することで、

3D感を増幅させます。

なので、もともと3Dに感じない絵柄は3D化が難儀になるのですが、

今回はお客様のご協力とご意見をいただいたおかげで、

初校に比べると、大分よくなった感じです。



明日お客様の手元に再校が届きます。

「OK!」といっていただけたら、大変嬉しいですし、

「まだまだ」といわれたら、ますますファイトを燃やして、

制作に励みたいと思います。



20110419PPFACTORY桜木

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